特別展「東福寺」のお知らせ📸
更新日:2023年11月3日
特別展「東福寺」
特別展「東福寺」は令和5年12月3日をもちまして終了致しました。
ご来場有難うございました。
東京国立博物館と京都国立博物館で特別展「東福寺」が開催されます。
東福寺初の大規模展覧会で寺宝を一挙公開します。
随時、関連情報をお伝えします。
京都国立博物館 平成知新館
令和5年10月7日(土)~12月3日(日)
東京国立博物館 平成館
令和5年3月7日(火)~ 5月7日(日)【終了しました】
特別展東福寺 の開催を記念し、京都国立博物館 特設ショップと東福寺 では特別御朱印を授与しています。東福寺の伽藍図をあしらったオリジナルデザインで、12月3日までお求めいただけます(ただし、なくなり次第終了)。
2mを超える大迫力の「仏手」が、アクリルスマホスタンドや大型のおせんべいに!「虎 一大字」をモチーフにしたトートバッグやTシャツも大人気です。
京都国立博物館 での特別展東福寺 では、平日ご来館の方に仏手のステッカーをプレゼント中です。なくなり次第終了しますので、お早めにどうぞ。
【特別展東福寺 フォトスポット紹介①】
京都国立博物館 平成知新館エントランスには、通天橋をイメージしたフォトスポットを設けています。紅葉の風景をバックに、撮影をお楽しみください。
【特別展東福寺 フォトスポット紹介②】
展示室内にもフォトスポットがあります。
東福寺旧本尊コーナーでは、明治時代初期の火災の中、奇跡的に焼失を免れた左手、蓮弁、化仏の3点が展示されており、撮影可能となっています。
左手だけでもその大きさは2m以上!
横に並んで撮影すると、旧本尊の大きさがよく伝わります。
特別展内覧会
特別展「東福寺」の内覧会が令和5年10月6日(金)に行われました。
京都国立博物館(平成知新館地下1階講堂)で14時から開会式があり、京都国立博物館 松本伸之館長、大本山東福寺派管長 原田融道老大師、
読売新聞大阪本社 代表取締社長 柴田岳様よりご挨拶を頂きました。
京都国立博物館から”とらリン”が東福寺に来てくれました!
特別展「東福寺」記者発表会
6月12日(月)に京都国立博物館の講堂にて、特別展「東福寺」の記者発表会がございました。
主催者の京都国立博物館 松本伸之館長、大本山東福寺 岡根芳春寺務長からご挨拶があり、
京都国立博物館の学芸部列品管理室研究員 森道彦氏から展示品の説明や見所を丁寧に説明して頂きました。
京都国立博物館では普段は東福寺の収蔵庫にあり、一般公開をしてない「二天王立像」(東福寺蔵)が先行展示として
6月13日から公開しております。また10月7日から始まる特別展「東福寺」でも展示しておりますので、
ぜひこの機会にお越し下さい。
大本山東福寺 大涅槃図修理完成特別公開
令和2年9月から修理中であった大涅槃図がこのたび完成しました。
下記の通り大涅槃図修理完成特別公開を行います。
秋季 11月11日(土)~12月3日(日)
春季 4月15日(土)~5月7日(日)【終了しました】
時間:9時30分~16時30分(入場は16時まで)
拝観料:大人 1,000円
小中学生 300円
※ 障害者の方は、障害者手帳を受付で提示して戴けましたら、ご本人様と付き添いの方1名様まで小中学生料金(300円)で拝観いただけます
受付場所:大本山東福寺 法堂
国宝三門 特別公開
特別展「東福寺」の開催に合わせまして国宝三門を公開致します。
秋季 11月11日(土)~12月3日(日)
春季 4月29日(土)~5月7日(日)【終了しました】
時間:9時30分~16時30分(入場は16時まで)
拝観料:大人 1,000円
小中学生 300円
※ 障害者の方は、障害者手帳を受付で提示して戴けましたら、ご本人様と付き添いの方1名様まで小中学生料金(300円)で拝観いただけます
受付場所:大本山東福寺 三門
令和の大修理完成記念
明兆筆 東福寺大涅槃図 特別公開
大涅槃図は、東福寺で多くの禅宗仏画をてがけた吉山明兆(1352-1421)によって、東福寺涅槃会の本尊として描かれました。応永15年(1408)、画業円熟味の増した明兆57歳のときの作です。大伽藍東福寺にふさわしい大画面で、縦が11メートル、横が6メートルという、中世に描かれた涅槃図で最大規模を誇ります。
涅槃図には珍しく猫が描き込まれていることで知られ、一説には涅槃図の制作に取りくむ明兆のそばに一匹の猫が現れ、もの言いたげな様子でたたずむのを見て明兆が描き加えたといった逸話を伝えています。また戦国時代には兵乱のさなか、軍勢によって持ち出され天幕にされたといった数奇なエピソードも伝えています。
この度、令和元年より4年の歳月をかけた約100年ぶりの大修理の完成を記念し、国立博物館で開催中の特別展「東福寺」にあわせて特別公開を行います。特大(A2)サイズの大涅槃図を折り込んだ涅槃図と修理の紹介パンフレットもご用意いたしました。新緑の青もみじに包まれた東福寺へぜひ、逍遥がてらお越こしください。
仏手 東福寺旧本尊 鎌倉~南北朝時代 十四世紀 東福寺所蔵
公開期間 京博会場:10月7日(土)~12月3日(日)通期
東博会場:3月7日(火)~5月7日(日)通期
創建当初の大仏が元応元年(1319)に焼失したあと再興された旧本尊(釈迦如来坐像)の左手。明治14年(1881)の火災で光背化仏・連弁とともに救出されました。手だけでも約2.2メートルあり、巨大さが偲ばれます。普段は本堂の左脇壇に掌(てのひら)を前に安置されています。本展では金箔が残る手の甲側を見ることができる貴重な機会ですので、ぜひご覧ください。
特別展内覧会
特別展「東福寺」の内覧会が3月6日(月)に行われました。
14時より開会式にて東京国立博物館 藤原誠館長、大本山東福寺派管長 原田融道老大師よりご挨拶を頂きました。
また、開会式が始まる前に、開山聖一国師頂相の前で管長猊下導師のもと諷経をさせて頂きました。
東福寺の境内に通天橋がございますが、こちらを模して制作した通天橋が東京国立博物館にも展示しております。
通天橋は写真撮影が可能なエリアとなっております。
展示会場の様子(こちらのエリアは特別に撮影させて頂いております)
特別御朱印のご案内
【東福寺伽藍図縁起】特別展「東福寺」限定の御朱印(書置き)がございます。
令和5年10月7日(土)~12月3日(日)まで京都国立博物館で授与致します。
御朱印に日付けは入りませんので、ご了承下さい。
※無くなり次第終了となります。
御朱印授与料 1,000円
東福寺でも秋期は令和5年10月7日(土)~12月3日(日)まで授与致します。
「東福寺伽藍図縁起」(江戸時代)の図巻きから、冒頭に描かれている伽藍の一部を特別御朱印に使用しました。
17世紀後半の東福寺の様子で、中央右から三門、仏殿、法堂があり、上下には浴室、東司、禅堂、庫裏の中心とした諸堂宇(七堂伽藍)が描かれております。
「大佛寶殿」は東福寺が建立された当時の佛殿に約15メートルの本尊釈迦如来を安置したことにより、「大佛寶殿」と名づけております。
【円爾像】 吉山明兆筆 1幅 室町時代 15世紀 東福寺所蔵
公開期間 東博会場:展示期間中の 3月7日(火)~4月2日(日)
京博会場:10月7日(土)~12月3日(日)の展示期間中。公開期間は未定
東福寺の画僧明兆が開山円爾(聖一国師)の姿を描いたものです。巨大伽藍の行事に懸けるにふさわしい巨幅の肖像画で、牡丹唐草文様の描(かき)表装(びょうそう)を含めて縦は267・4㎝、横は139・7㎝あります。約600年前のものとは思えない色鮮やかさと破格のスケールをもつ明兆直筆作品をどうぞご覧ください。
【明兆自画像模本】(水鏡)住吉広行筆 江戸時代
五百羅漢の五十幅は明兆が35歳の時に完成したが、制作の期間に母が病気になるが、帰郷する暇がなかった為に自画像を描いて母に送ったのである。こちらの「明兆自画像模本」により永徳三年、明兆32歳の時であることや、性海靈見の賛も記されていたことが分かる。
【二天王立像】重文 室町時代
もと東福寺三門に安置されていた二天王立像で、当初は山内守護のために阿吽形として制作されたものです。
東京博物館「東福寺展」に向けて準備をしております。
【五百羅漢図】
吉山明兆筆45幅、狩野派の絵師が復元した2幅を14年かけて大修理をしました。
東福寺展では所在不明で新たに復元した1幅と根津美術館(東京)所蔵の2幅を合わせて50幅を公開します。