国宝三門 特別公開について
更新日:2023年10月10日
国宝三門 特別公開
東京国立博物館の特別展「東福寺」の開催に合わせまして国宝三門を公開致します。
現在の三門は、創建から150年以上経った室町時代前期、応永2年(1405)に、室町幕府第4代将軍足利義持によって再建されました。
日本で最古、禅宗で最大級の三門になり、昭和27年に三門として初めて国宝に指定されております。
特別展で公開できなかった、宝冠釈迦如来坐像、十六羅漢像等を公開致します。
そして三門楼上には明兆が極彩色で浄土を描かれております。
天井画には真ん中に天女が2人、中央に向かって飛んでおります。右側の天井には、
卵殻の中にいる時からさえずっていたという「伽陵頻伽」という鳥です。
左側には「共命鳥」という鳥が描かれています。どちらも大変美しい声で鳴き、
体は鳥ですが上半身は人間の姿をしています。
ぜひこの機会にご参拝下さい。
秋季 11月11日(土)~12月3日(日)
時間:9時30分~16時30分
(入場は16時まで)
拝観料:大人 1,000円
小中学生 300円
※ 障害者の方は、障害者手帳を受付で提示して戴けましたら、ご本人様と付き添いの方1名様まで小中学生料金(300円)で拝観いただけます
受付場所:大本山東福寺 三門