管長法話「和気」
更新日:2023年7月2日
「和気」
仏教では「和」を大事にし「和」にはやわらぐ、なごむ、なかよくするという意味があります。この「和」を意識すれば自然に他を思う心が起こり、自己の都合で物事を見たり進めたりすることがなくなります。心に余裕を持ち自己を顧みることができれば人や物に対しても「和」の気持ちが起こります。みずから「和気」「和」の良い雰囲気を醸し出し、周りを穏やかにできる人に成ることが目指すべき人格者であり「生佛」そのものと言えます。皆様も「和気」を持てるように精進して頂ければ幸いです。