国宝三門 特別公開
秋の看楓特別拝観に合わせまして国宝三門を公開致します。
現在の三門は、創建から150年以上経った室町時代前期、応永2年(1405)に、室町幕府第4代将軍足利義持によって再建されました。
日本で最古、禅宗で最大級の三門になり、昭和27年に三門として初めて国宝に指定されております。
宝冠釈迦如来坐像、十六羅漢像等を公開致します。
三門楼上には明兆が極彩色で浄土を描かれており、天井画には天女が2人中央に向かって飛んでおります。
右側の天井には、卵殻の中にいる時からさえずっていたという「伽陵頻伽」という鳥です。
左側には「共命鳥」という鳥が描かれています。どちらも大変美しい声で鳴き、体は鳥ですが上半身は人間の姿をしています。
ぜひこの機会にご参拝下さい。