東福寺未生流
京都東山 臨済宗大本山東福寺を家元とします。流祖藤原道家公が通天渓谷に唐楓(からかえで)を植え、その唐楓を父一鼎(いってい)の為に生けられたのを流の始めとします。その為、貴族の風流と禅の侘び寂びを融合した味わいが特徴であります。
2024年行事
令和六年 東福寺未生流 新年総会
令和6年1月14日
今年の初活けは兵庫支部にしていただきました。東福寺未生流総裁である原田管長からは「今年は龍の年。龍は天に昇ることから、これからいろいろなことが起こることの象徴。それに備えるためにはあらかじめさまざまな準備が必要となってくる。その心がけが稽古となって積み重ねていけば、自分のものとなっていよいよ熟成してくる。一年気を引き締めていかねばならない。」と今年一年に向けてのご垂訓を賜りました。
辞令においては1名の新師範を迎え、また多くの方に階級授与をさせていただきました。
最後に毎年恒例の色紙のくじ引き、じゃんけん大会などもあり、和んだ様子で閉会となりました。
今年もさらなる東福寺未生流の隆盛を願っております。
2023年行事
令和5年 祇園祭「いけばな展」
令和5年7月14日(金)、17日(月)
祇園祭にいける開催中です。本年で37回目を迎える夏の催事「いけばな展」。 八坂神社前の祇園石段下から烏丸までの四条通のショーウィンドーをストリートギャラリーとして開催されました。 東福寺未生流派今年レストラン菊水様に出展させていただきました。
『京都いけばなプレゼンテーション2023』
令和5年6月3日(土)、4日(日)
『京都いけばなプレゼンテーション』京都文芸センターにて開催されました。今年のテーマは『いけばなみぃつけた』。 東福寺未生流からは2作品展示させていただきました。
令和五年 東福寺未生流 新年総会
令和5年1月7日
新年も引き続きコロナ禍中ではあるものの、無事、東福寺未生流新年総会を開催することができました。
大阪支部による初活けに始まり、東福寺未生流総裁である原田管長からは「”道”と言うのは自分を律して続けていくこと。そうすると楽しんで進んで行くことができる。志したことは続けていくという思いでやっていれば、自分の糧にもなりお花もきれいに生けていける。」との身の引き締まるお言葉をいただきました。
辞令においては3名の新師範を迎え、また多くの方に階級授与をさせていただきました。
最後に毎年恒例の色紙のくじ引き、じゃんけん大会などもあり、和んだ様子で閉会となりました。
今年もさらなる東福寺未生流の隆盛を願っております。
第36回「祇園祭にいける いけばな展」
令和4年7月15日~7月17日
3年ぶりに祇園祭で京都が賑わい華やかにいけばな展が開催されました。
八阪神社に近い 三浦照明 和風のあかりのお店に生けさせて頂きました。
ちょっと珍しい 旅人の木に垂れ桑をからませ、お祭りにあかのアンスリュームなどをあしらいました。
残念な事にお店の用事や定休日と重なり、見に行って頂いた人に花を見て頂けませんでした。
今年はコロナ禍でも開催されました事 嬉しく思っています。
井田益甫
令和4年「京都いけばなプレゼンテーション」出展
令和4年6月4日~6月6日
古来より芸道上達の吉日とされる6月6日。
「いけばなの日」にちなみ、京都いけばな協会の協力のもと、2013年より毎年6月に京都芸術センターを会場にイベントを開催しています。
東福寺未生流は今年も出展させていただきました。
今年のテーマは、
「華やいだくらし 薔薇を楽しむ」です。
令和4年「華道京展」出展
令和4年4月7日4月12日
1950(昭和25)年にはじまった歴史ある京都最大のいけばなの祭典
華道京展が「大丸ミュージアム<京都>」で開催されました。
73回目となる今回は「花と遊ぶ」と題し、京都いけばな協会に所属する30流派182名が、花とともにそれぞれの世界を創りだします。
東福寺未生流は後期に出展させていただきました。
【作品①】
テーマが「花と遊ぶ」でしたので遊んでみました。
波を金あみで表現し、色々なお花をケースに入れた花ボールは、波に乗ってやってきた波の花に見立てています。
井田益甫
澤井由美甫
竹岡佳甫
【作品②】
遊ぶというキーワードから毬を連想したので、毬を模して作った玉を飛ばせてみました。
見ていてワクワクするような印象を持っていただければ嬉しいです。
辻本一美甫
辻本沙織甫
辻本絢香甫
【問い合わせ先】
東福寺派 宗務本院 東福寺未生流
電話:075-531-5207